最小厚さを設定

修復部材の材料が要求する最小厚さを下回る厚さを選択しないようにしてください。

最小厚さの設定

最小厚さスライダー [1] を使用して、最小厚さを定義できます。対応するスライダー [2] を使用して咬合インクリメントを設定します。ドロップダウンメニュー [3] から最小厚さの動作を選択します。「適用」[5] をクリックして変更を反映します。

メーカーの最小値を下回る

メーカーの最小値

現在設定されている値

結果の最小厚さ 現在設定されている値 メーカーの最小値 クラウン底面

[A] 通常通り尊重する: 現在の設定値を維持しながら、最小厚さを完全に尊重します。

結果の最小厚さ 現在設定されている値 メーカーの最小値 クラウン底面

[B] 対咬合または隣接部で局所的にカットする: 最小厚さを対咬合や近接部位においてメーカーの最小値まで削減します（例: 最小厚さが対咬合または隣接部と干渉する場合）。

結果の最小厚さ 現在設定されている値 メーカーの最小値 クラウン底面

[C] 全体的に削減: 最小厚さをメーカーの最小値まで削減します。

結果の最小厚さ 現在設定されている値 メーカーの最小値 メーカー最小値未満 クラウン底面

[D] 最小値未満に削減: 全体的に最小厚さをメーカーの最小値に削減し、さらに対咬合や隣接部に近すぎる領域ではメーカーの最小値を下回ります。

インレー、オンレー、ベニアの最小厚さの設定

インレー、オンレー、ベニアの場合、「最小厚さ設定」ウィンドウに追加のスライダー [4] が利用可能です。 ボーダーテーパー スライダー [4] を使用して、インレーのボーダーと準備マージン間の遷移ゾーンにおける最小厚さを設定できます。この設定は、準備マージンに向かうデザインの厚さに影響を与えます。以下の例を参照してください。