義歯床の下側のデザイン

義歯床の下側のデザイン

ウィザードステップ「義歯床の下側のデザイン」で、義歯は機械加工の準備が行われます。これは、モデルが閉塞され、義歯の基底面のすべての領域がフライス盤の移動経路でアクセス可能であり、義歯床がブランクの高さを超えないようにするためです。そのため、挿入方向は義歯床に対して可能な限り垂直になるように設定する必要があります。

挿入方向は、矢印の可視化を使用して決定されます。モデルを側面から視覚化し、矢印の先端にある球体をドラッグしながら左マウスキーを押し続けて、モデルを必要な位置に移動します。

アンダーカットの閉塞角度と厚さを制御します [1]。モデルは全体的に均一な厚さで閉塞されるため、抜歯創や粘膜のひだなど、モデル表面の不規則性が閉塞領域に反映されます。 スライダー 平滑化 [2] を使用して、不規則な閉塞領域をどの程度平坦化するかを定義できます。 「現在のビューから挿入方向を設定」ボタン [3] を選択すると、現在のビューを使用して挿入方向をクリックで設定できます。

材料を追加または削除するには、追加/削除 を使用し、材料を平滑化するには 平滑化/平坦化 [4] を有効にします。追加または平滑化したい部分をクリックしてマウスボタンを押し続けます。 ブラシを使用してスキャンデータにオフセットを追加するには、ブラシでスキャンデータにオフセットを追加[5] を使用します。

SHIFTを押しながら平坦化（スーパースムージング） CTRLを押しながら形状を保護した平滑化 追加／削除モード中にCTRL+SHIFTを押して、平滑化／平坦化ボタンを有効化せずに平坦化

ブラシを使用してスキャンデータにオフセットを追加すると、口蓋深さ適応のための側面および口蓋中央のギャップ距離を作成できます。